6週間の女性の摂取で、肌の赤み、弾力性、しわが改善されたという報告が、権威ある医学の本に実際に紹介されています。また、1日あたりコラーゲンペプチド9gの摂取を8週間続けた女性に、しわ、肌水分量の改善がみられたという、有名大学教授の報告もあります。
私が先日受けたセミナーにおいても質疑応答がなされ、現役の医師がこのことについての興味深い見解を述べていました。流れの中で話を聞いている限り、私たちの事を一生懸命考えてくれている、公平な立場からの見解だと、個人的に思いました。
その医師がおっしゃるには、「今までコラーゲンが吸収されないという意見は、今はなくなりつつある。実際に腸内細菌層に対してコラーゲンがどのように作用するのか、元来の意見を覆すようなデータが出てきている。エビデンス(証拠、根拠、検証結果)、新しいメカニズムが見つかってきている」 とのことでした。健康食品全般においては、ともすればネガティブなデータが一人歩きしがちですが、自分が今、どのようにしたいかを常に考えながら、服用することの利点や欠点、限界などを、有識者と一緒に、あるいは自分なりに考えて、服用して行ってほしい、とも付け加えていました。
コラーゲンは効かないのか? 結論
コラーゲンは元来、人間の体には吸収されないと言われ続けてきました。しかし、先日私が参加したセミナーで医師が言及していたように、コラーゲンが人体に働きかける作用や効果に関して、元来の意見を覆すデータが出てきているということは、注目に値すると思います。
健康食品全般に言えることですが、その効果の現れ方には個人差があります。効く人もいれば、効かない人もいるということです。「これはゼッタイ効く!」とか「これは全然効かない!騙された!」などと、一方的に効果を決めつけるのではなく、お試し制度や保証制度を上手に利用して、自分にあった、自分のからだには効果のあるもの、感じられるものを見つけ出し、それを必要に応じて継続していくというスタイルでいいのではないでしょうか?
このようにコラーゲンに関しては、まだまだこれから先、見解に変化が見られる兆しが充分にあります。大切な事は、自分が今、どのようにしたいか、なりたいのかをはっきりとさせること。そして、コラーゲンに対して正しい知識を持つと同時に、コラーゲンには利点もあれば欠点もあり、健康食品ならではの限界というものが存在するということを正しく理解して、過度な期待をすることなく、上手に自分に合ったものを続けて行く、というスタンスでよろしいのではないかと思います。