違和感が教えてくれる場所

違和感が教えてくれる場所 人生後半の整え
違和感が教えてくれる場所

こんばんは。ひろしです。

今日は少しだけ外に出て、いくつかの用事を済ませてきました。

まず向かったのは、消費生活相談センター。
毎年配布されている「くらしの豆知識」をいただこうと思ったのです。

静かな建物でした。
人が頻繁に出入りするというよりは、必要な人が必要なときに訪れる場所、そんな印象でした。

受付で声をかけると、穏やかな年配の女性が話を聞いてくださいましたが、担当の方が不在とのことで冊子は受け取れませんでした。

少しだけ残念でしたが、それ以上に、私はその場の空気を感じていました。

明るすぎない室内。
控えめな照明。
静かな時間。

もしここで働いていたら——
そんなことを、ほんの少しだけ想像しました。

悪くはありません。
けれど、心のどこかに小さな違和感がありました。

その後、以前お世話になった方にお会いすることができたので、試験に落ちてしまったことを直接お詫びしました。

「また機会があれば。」

短い言葉を交わして建物を出たとき、私は少しだけほっとしていました。

正直に言葉を伝えると、人は軽くなるようです。


その足で、不在者投票へ。
静かな一票を投じ、次に駅へ向かいました。

実家へ行くときに使う切符を発券し、機械の前で小さく深呼吸。

こういう一つ一つの用事を済ませていくと、不思議と心も整っていきます。

さらにハローワークへ立ち寄り、相談員の方に話を聞いていただきました。

言葉にして外へ出すと、ほどけていくものがありますね。

良さそうな求人も紹介していただいたのですが、帰宅後に確認すると応募が保留になっていました。

ご縁がなかったのでしょう。

以前の私なら、少し焦っていたかもしれません。

でも今日は違いました。

「ああ、今回は違ったのだな」

そんなふうに静かに受け止めている自分がいました。


街を歩きながら、ふと思いました。

私はやはり、運転という仕事が好きなのかもしれない。

長い時間を一人で過ごし、状況を見ながら走る。
あの感覚は、自分に合っている気がします。

人は結局、合う場所へ戻っていくのかもしれません。


今日は特別な一日ではありません。

けれど、悪い日でもありませんでした。

むしろ——
少しだけ方向が整った一日。

違和感は、遠ざけるためではなく、
自分に合う場所を教えてくれるものなのかもしれません。

外に出て、歩き、人と話し、
そしてこうして一日を振り返る。

それだけで、心は静かに元の場所へ戻っていきます。

人生も同じなのかもしれません。

焦らなくても、行く先はきっと整っていく。

そんなことを思いながら、今夜はゆっくり休もうと思います。

それではまた。

タイトルとURLをコピーしました