おはようございます。ひろしです。
今朝もいつものように、冬のやわらかな日差しが机に差し込み、石油ファンヒーターの温風が足元を温めてくれている。
景色だけを見れば、穏やかな朝だ。
けれど、心の中はまだ少し揺れている。
先日の出来事を、完全には受け止めきれていないのだと思う。
ふとした瞬間に、その場面が浮かんでは消える。
人はこんなふうにして、現実をゆっくりと理解していくのだろう。
今日は妻が休みで台所に立っている。
なぜだか少しだけ距離を感じて、私は外へ出て自動販売機で缶コーヒーを買ってきた。
いつもなら家で淹れるのに、これは少しだけ違う行動だ。
でも、冷たい空気の中で飲む温かいコーヒーは、不思議と気持ちを落ち着かせてくれた。
整うというのは、何もかもが順調なときだけ訪れるものではないのかもしれない。
むしろ——
心が揺れているときに、その揺れを静かに見つめられた瞬間、整いはじめるのではないだろうか。
これからどうするのか。
来年はどんな道を選ぶのか。
そんなことを考え始めると、少し苦しくなる。
だから今日は、先のことは考えすぎないようにしようと思う。
机に向かい、こうして指を動かし、言葉にしてみる。
それだけで、ほんの少し呼吸が深くなる。
人生は、ときどき立ち止まる。
でもそれは後退ではなく、次に進むための静かな時間なのだろう。
外を見ると、いつもの景色が変わらずそこにある。
どうやら私は、もう整いはじめているのかもしれない。
焦らず、ゆっくりと。
今日もまた、静かな一日を重ねていこうと思う。

