天気が荒れそうな日は、
朝からどこか落ち着かない感じがすることがあります。
空が曇っていて、
風の音が少し強くて、
外の様子が気になる。
それだけで、気持ちも少し外へ引っ張られるような感覚になります。
そんな日は、
無理に何かを変えようとせず、
いつもの場所に戻るようにしています。
机に座り、
ストーブの風を感じ、
行火で足元を温める。
特別なことは何もしません。
以前は、
気分が落ち着かないときほど、
何かを片付けたり、
考えをまとめようとしたりしていました。
けれど、そういう日は、
あれこれ動くよりも、
まず体を落ち着かせる方が大切だと感じるようになりました。
いつもの場所に戻ると、
体が先に「大丈夫だ」と思い出してくれることがあります。
すると、気持ちもそれにつられるように、
少しずつ静まっていきます。
整えるというのは、
何かを足すことではなく、
元に戻ることなのかもしれません。
落ち着かない日ほど、
いつもの場所に戻る。
それだけで、
一日を無理なく始められることもあるように思います。

