冬の底で、静かに整える

冬の底で、静かに整える 人生後半の整え
冬の底で、静かに整える

今朝も寒い。

足元の行火と、石油ファンヒーターの温風に包まれながら、悴む指でこの文章を打っている。

けれど、不思議と心は落ち着いている。

昨夜は強い冷え込みだった。
水道管の凍結が頭をよぎったが、何事もなく朝を迎えることができた。

それだけで、少し安心する。

暮らしとは、こういう小さな安堵の積み重ねなのだと思う。


昨日は一日かけて、家の名義変更の書類を作成していた。

義父から妻への相続登記。

状況としては比較的シンプルだったが、それでも慣れない手続きには神経を使う。

共有部分の土地の扱いに少し迷ったものの、一つ一つ理解しながら書き上げることができた。

今の時代は、インターネットもあり、AIもある。
以前なら途方に暮れていたかもしれない作業も、落ち着いて進めることができた。

ありがたいことだと思う。


役所の手続きというものは、どこか緊張を伴う。

けれど私は、以前よりも静かに向き合えている気がする。

親の病気や介護を経験する中で、物事を慌てず受け止める力が、少しずつ身についてきたのかもしれない。

人生は、経験した分だけ落ち着いていく。

そう思える朝だ。


今日は一息ついてもいいのだが、気持ちが整った流れの中で、新しい会計ソフトを試してみることにした。

仕事の状況が変わり、支出も見直した。

これまで毎年支払っていた会計ソフトの費用を見直したところ、5万円以上の節約になった。

これから先、生活が先細っていく可能性を考えれば、この判断は必要だったと思う。

節約とは、我慢ではない。

👉 暮らしを軽くする技術だ。


今朝は基礎代謝を上げるヨガも行った。

身体が温まると、心まで動き出す。

一日は、こうして整えるところから始まるのがいい。


冬の寒さは、今日あたりが底だという。

春は、もう遠くない。

だから焦らず、少しずつ整えていこうと思う。

春に向けて。

静かに、着実に。

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