役割が変わると、身体も揺れる ― それは衰えではなく、整い直し

役割が変わると、身体も揺れる ― それは衰えではなく、整い直し 整える心
役割が変わると、身体も揺れる ― それは衰えではなく、整い直し

朝、少し調子が悪かった。

理由ははっきりしているようで、はっきりしない。

母のこと、書類のこと、収入のこと。
いくつかの案件が頭の中に同時に浮かんでいた。

去年まで運転手をしていた頃は、
朝2時に起きて仕事に向かうことしか頭になかった。

あの頃は、こんなふうに身体が揺れることはなかった。

だから一瞬、
「衰えてきたのだろうか」と思った。

でも、そうではなかった。

今は役割が違う。

外へ向かう緊張の生活から、
内を整える生活へ。

余白ができた分、
身体も心も再調整をしているのだと思う。

椅子に座ったとき、
一気に何かが押し寄せた。

少し辛かった。

でも、立ち上がって動いた。

部屋のゴミを片づけた。
庭の枯れ葉を掃いた。
小さくなった石鹸を新しく替えた。

手を洗って戻ると、
身体が少し戻ってきていた。

お腹も、少し反応した。

不思議なものだ。

大きな問題を解決したわけではない。

けれど、
目の前の小さなことを整えると、
身体も整っていく。

今日は3月のはじまり。

寒いけれど、光は春へ向かっている。

役割が変われば、
揺れる日もある。

それは衰えではなく、
整い直している途中なのだと思う。

静かに、少しずつ。

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