49点の朝、それでも生活は回っている

49点の朝 整える心
49点の朝

昨晩は、少し落ちたまま布団に入った。

母のこと。
仕事のこと。
三月の過ごし方。
会計年度任用職員という立場。
そして、これからの自分。

頭の中でいくつもの線が絡まり、
どれも軽いテーマではないことはわかっている。

それでも、眠りは来た。

朝、まだ少し冷たい空気の中で目を覚ます。
点数をつけるなら49点。
決して高くはない。

けれど、起きた。

洗濯物を干した。
この作業が、私は好きだ。

濡れた衣類を一枚ずつ広げる。
朝の光に透ける布地。
風に揺れる音。

何も解決していないのに、
生活は静かに回っている。

9時から、介護施設の担当者に電話をした。
葬儀業者の連絡先を教えてもらい、
その番号にかけてみたが、どうやら間違いだったようだ。

少し拍子抜けする。

けれど、そこで無理に広げないことにした。
自分で探した業者にお願いしようと思っていたのだから。

義理は果たした。
それでいい。

最近、会計年度任用職員について調べていた。
数年で終わるものだとばかり思っていたが、
きちんと評価されれば、長く続けられる可能性もあるらしい。

70まで働けたらありがたい。

しかし、非正規であることに変わりはない。
奢らず、丁寧に。
ただ目の前の仕事を積み重ねるだけだ。

大きな安心はない。
でも、小さな希望はある。

今日も、部屋を少し整え、
経理をして、
書きものをする。

49点でも、生活は回る。

そして、こうして書いている今、
少しだけ呼吸が深くなっている。

整うとは、
不安が消えることではないのかもしれない。

重さを抱えたまま、
それでも生活を続けること。

その静かな繰り返しが、
私を今日も支えている。


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