雨の日に、静かに進めた相続の一歩

雨の日の静かな準備 整える心
雨の日の静かな準備

朝、区役所へ向かった。

昨日、法務局から電話があり、家の名義変更の書類に不足があるとのことだった。
義父の本籍が記載された住民票の除票が必要だという。

電車に乗り、雨の中を歩いて区役所へ。
窓口で事情を説明すると、少し申し訳なさそうに言われた。

「相続人ご本人でなければ取得できません。委任状が必要です。」

決まりが厳しくなっているという。
私はその場では取得できなかった。

仕方なく家に戻り、妻に委任状を書いてもらい、
もう一度、区役所へ向かった。

車で行くこともできたが、健康面や安全面を考え、
今日も電車と徒歩にした。
雨の中の二往復は、少し体にこたえた。

けれど、今度は無事に取得できた。

帰宅後すぐに書類を整え、
法務局へ速達で発送した。

小さな達成感と、少しの疲れ。

窓口で断られるのは、
慣れているようでいて、やはり少し心に触れる。

それでも、今日のやるべきことは終わった。

午後、モノタロウで安全長靴や手袋、
車のワイパーを注文した。
ちょうど15%割引の日だった。

これから使うものを、少し先の自分のために整えておく。
そんな行為が、不思議と気持ちを落ち着かせてくれる。

雨の中を歩いた今日。

書類を整え、発送し、
必要なものを準備し、
今、こうして静かにパソコンに向かっている。

特別なことは何もない。

けれど、

暮らしはこうして、
小さな手続きと、小さな準備と、
小さな疲れの上に、静かに整っていくのだと思う。

今日はもう、十分だ。

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