健康食品選びの基本
女性が憧れるものの、現実を考えるとなかなか手が出ない高級化粧品、男性が子供の頃から憧れているスポーツカーなど、いいモノや高級品は価格が高いものです。健康食品も調べはじめると、かなり高額なものが存在します。自分の症状が緩和されるのなら、高いお金を払ってもいい、サプリメントは高いものが効くのだろう、という考え方について考察してみます。
先日管理人が参加してきたセミナーにおいて、健康食品を選ぶ際に何に気をつけるべきか、有識者が強調していたことが3点ありましたのでご紹介したいと思います。
できれば相談すること
前のページでお話しました通り（コチラ）、健康食品選びは、できれば詳しい人や購入検討中の会社に相談してから買い求めるのが得策です。現在飲んでいる薬との飲み合わせに関しても教えてもらえますし、症状に対してどのようなサプリメントがいいのかもアドバイスしてくれます。繰り返しになりますが、面倒でないのであれば、販売会社の相談窓口を積極的に利用し、健康食品を選びましょう。
過度な期待はしない
健康食品は、その名の通りあくまでも食品です。医薬品として認定されてはいないものの、効果が認められるものや、昔から使われてきたものは、確かに存在します。逆を言うなら、人間の身体に作用するものが全て医薬品に認定されているかといえば、決してそうではありません。
対照的に、合成された化学物質の医薬品は「効かねばならない」運命を背負い、副作用等などとも闘いながら、ギリギリのところで開発されています。
このような医薬品と同様の効果を、健康食品に求めるのは筋違い、ナンセンスです。過度な期待をすることなく、あくまでも食品だという事を頭に入れて行動したいものです。
2-3ヵ月程度様子を見てみる
健康食品は劇薬のような即効性はありません。その効果が実感できるようになるまでには、若干の時間を必要とします。管理人が出席したセミナーにおいて、有識者は「8週間程度、2-3ヵ月服用して様子をみて下さい」と言っていました。この数字は専門家の意見ですので、確かなものだと思います。
少し経過したところで、症状が改善の方向へ向いているか、何かしらの変化があるか、蕁麻疹が出たり体調の変化等がないか、を自分で判断し、選んだ健康食品を続けるかの判断をして下さい。大切なのは、摂取し続けることです。
