男性も増えています
「自分は冷え性なのだ」と決めつけてしまっている方が多いようです。冷え性の症状が出ているから自分は冷え性なのだと思うのは当然かもしれません。
でも、もしかすると、貴方が今まで生きてきた中での生活習慣に冷え性を誘発するような要因があって、その原因を改善することにより、冷え性の症状が緩和されるというケースもあります。
細めの服の流行や生活習慣の変化に伴って、冷え性は男性にも増えています。冷え性の原因は自分自身の体質だけではなく、身体を強く締め付けているなどの外的要因から引き起こされているケースもあります。
大切なことは冷え性の正体をきちんと勉強することです。そして、自分自身が冷え性を引き寄せるような習慣を持っていないかを見直す事もとても重要です。
生活習慣を積極的に改善したり、食生活を見直したりすることで、冷え性が改善できる場合もあります。こちらのページでは、冷え性についての様々な情報をご提供して行きます。尚、ご紹介する情報は、症状の改善を保証するものではありません。改善がみられない場合は、医療機関を受診し、資格を持った医師の指導をお受けいただきますよう、お願い申し上げます。
冷え性になってしまう原因
生活様式の変化に伴い、あなたを知らぬ間に冷え性にしてしまっている要因があるかもしれません。こちらでは冷え性の原因を考えてみたいと思います。思い当たる方は注意してみて下さい。
現代の生活にエアコンは欠かせないものとなって来ました。一年中エアコンの効いている部屋で仕事をされている方も多いと思います。このエアコンの効かせすぎが冷え性を引き起こしてしまう場合があります。結婚して異性と暮らしてみるとわかりますが、男性と女性とでは温度の感じ方が違うものです。職場の状況も様々だと思いますが、エアコンの効かせすぎは体に良くない事を覚えておきましょう。あまりにもひどい場合は勇気を出して申し入れたり、一人で悩まず職場の同僚に相談したり、毛布を使うなどの対策をしてみて下さい。
着るものにも気を付けましょう。スタイルを気にする事はもちろん楽しいですし、私達が生きていく上でも糧となる大切なことですが、気にしすぎるあまり、体を極端に締め付けてしまうことがあります。流行りのファッションの中にも、知らぬ間に体を締め付けているものもあるようです。着るものだけではなくて、履くものにも注意しましょう。素足にパンプスやサンダルなど、露出の強いファッションは、冷え性を引き起こすことがあります。
食事にも充分に注意しましょう。ダイエット気味の食事をしていると、ビタミンやミネラルが不足がちになります。栄養バランスが極端に偏った食事が習慣化してしまうと、各種栄養素の不足、栄養素を熱に変換するビタミンやミネラルも不足し、冷え性を誘発しますので気をつけて下さい。
ストレスが多かったり、更年期で女性ホルモンの分泌が乱れてしまうと、血のめぐりが悪くなり、生理不順や生理痛、冷え性など、トラブルの要因となってしまう場合もあります。
冷え性をともなう、さまざまな症状
冷えだけではなく、自律神経が乱れていたり、遺伝などが要因で、低血圧症になってしまう場合があります。血圧を測定する際の、上の数値が常に100未満の状態をいいます。肩のこり、全身のだるさ、寝起きが悪い、疲れがとれない、などの症状が出る場合が多くあります。
血液中の濃度が薄くなり、貧血気味になっている場合もあります。ヘモグロビンという、酸素を運ぶ物質の数値で判定しますが、女性は12.0g/dl以下、男性は13.0g/dl以下が貧血です。頭痛や耳鳴り、たちくらみ、めまいや倦怠感などの症状も起こります。
更年期を迎えると、女性ホルモンのバランスが急激に崩れ、さまざまな症状を引き起こします。冷えをはじめ、肩のこり、イライラ、不安感、疲れやだるさなどが起こります。
冷え性の予防法
あなたは朝食をしっかりと食べていますか?時間がないから、忙しいから、低血圧だから、と、何かと理由をつけて、朝食を食べない人は要注意です。朝食を食べないということは、すなわち、冷えを予防する体温調節に必要なエネルギーを作れなくなってしまいます。何も食べていないなら、まずはパン一枚、シリアルと牛乳だけでも食べるように生活を改善して下さい。
冷えの大敵に血行不良がありますが、適度な運動をすることで血行不良は防ぐことができます。同じ姿勢を続けているなら、一時間おきに体を動かすようにしてみましょう。席から立ち上がって少し歩く、肩や首を回すだけでも違います。
あなたはお風呂につかっていますか?シャワーだけで済ませる人も多いようですが、時間が許す限りお湯に浸かるように心がけて下さい。お湯はぬるめに設定し、できれば20分程度つかることができれば完璧です。防水加工のCDプレーヤーを買い、お気に入りのCDを聞きながら入浴するなど、工夫してみてください。
冷え性の対策
冷えによる症状が辛くて、普段の生活に支障をきたしているようであれば、まずは医者を受診して下さい。冷え性の裏に、別の疾患がある場合もありますので、あまりにひどい場合は、勇気を持って医者を受診しましょう。会社を休む事を恐れないで下さい。悪いことではありません。
冷えの状態を長く続けないように心がけてください。そのためにも、ぬるめのお湯で入浴することは有効です。入浴後も体温を維持できるよう、冷え性対策の靴下を履いたり、インナーも保湿性の高いものを着用しましょう。飲み物を選択する場合は、温かいものを飲むようにしましょう。きつめの下着や、過激なダイエットは極力避けましょう。
状況が許さず、お医者さんに行かないで何とか、と思うのであれば、市販の薬を使ってみましょう。女性ホルモンや自律神経に作用し、血行を良くする成分が配合されている、ビタミン剤などを検討してみて下さい。よくわからない場合は、ドラッグストアの薬剤師に相談してみるのも一つの方法です。
どうしてもできない場合の、奥の手。
医薬品ではなく、健康食品を使ってみるのも一つの方法です。健康食品のデメリットは、あくまでも食品ですので、効果や効能が期待できないということです。薬として販売されているものは、臨床試験など、きちんと決められた過程を経て発売されていますが、健康食品にはこの過程が必要ありませんので、様々なものが発売されています。
メリットとしては、簡単に手に入る、継続するのが簡単、普段は手に入らない成分を簡単に手に入れて摂取できる、通販で家まで届く、などがあります。
冷え性をサポートする健康食品としては、高麗人参入りのものや、生姜、黒酢、にんにくなどが配合されているものが各社から発売されています。以下に人気の商品をランキングにしてご紹介いたしますので、どうしても会社を休んで医者に行くのは嫌だ、生活習慣を変えずに何とかしたい、と思う方は、必要に応じてご覧になってみてください。